こんにちは、yojipapa です。
今回は、【林先生の初耳学】で紹介された、「働きたくない」東大早大慶大卒ニートに熱血授業!「林先生 激白!やりたい事よりできる事を選ぶ理由&コロナ禍の今を生きる若者たちへ魂のメッセージ!」の内容をお伝えします。
番組名
林先生の初耳学【元大阪府知事・橋下徹×林先生×東大慶大卒ニート…熱血授業】
出演者
【賢人】
林修(予備校講師)
【初耳コンシェルジュ】
大政絢
林先生 高学歴ニートに熱血授 !「やりたい事よりできる事を選ぶ理由」 コロナ禍を生きる若者たちへ魂のメッセージ!【林先生の初耳学】
林先生が激白!「やりたい事」より「できる事」を選ぶ理由
林先生は社会で働くにあたって、
「やりたいことを選ぶ」か、「できることを選ぶ」かは、
「大げさではなく、どっちの軸で考えるかが人生の分かれ目になると思っているんです」と言います。
「やりたい・やりたくない」の軸で考える人は、
ジョブズ型で、
「私は本当に好きな事しか続けられないと確信している
何が好きなのかを探しなさい あなたの仕事にも恋人にも」
一方で林先生は、
「できるか・できないか」を働くことにおいて軸としているそうで、
「できる」とは多くの他者が認めてくれる「できる」という意味だそうです。
林先生は「できるか・できないか」が、すごく大事だそうです。
林先生は、
「やりたい・やりたくない」「好き・嫌い」は、
「偶然」だと思っているそうで、
人間の願望は環境や情報とかの外部の要因に出会ったもので、
「何々したい」という思いは、偶然に生まれるものだと考えているそうです。
「人は情報に欲望を喚起されて何々したいと思うのであって、本当に絶対的なものなのか?」
「色々な偶然の出会いの中で、いつの間にか情報が内部化されて自分の思いにすり替わってないのか?と僕は思うところがあるんです。」と。
そして、
「できる」と言うのは偶然ではなく、
「必然」だと言います。
林先生は、
「それは仕事が「やりたくてできる」が一番いいです。ここは否定しないですよ。」
「考え方を変えろとは言いません。僕みたいな判断をする人間がいるということを頭に入れておいてくれればそれで十分です。」と。
林先生は、
「僕はね、このやりたくないけどできる 事が平気でできる」と。
林先生は、
元々、やりたい事は「本を書くこと」だったそうです。
林先生がまだ名の知れていない時期に、
出版社が「本を出しませんか?」と来て、
「自己啓発の本を書いてください」と言われたそうです。
林先生は自己啓発の本は読んだこともなかったそうですが、
「読んだこともないし書きたくもない」とは言わずに、
「俺は外部から見たら自己啓発の本を書ける人間に見えているんだな」と思ったそうです。
書いた本はトータルで、
100万部売れたそうです。
でも、売れたと聞いても印税を貰っても特に何とも思わなかったそうですが、
林先生に本の出版の声をかけてくれた、
フリーの編集者さんは、林先生を見つけた功績もあって、
大手の出版社で正社員に採用が決まったそうです。
そうしたら、
奥さんの両親が「将来不安定だと思ってた娘婿が安定した地位になった」と、すごく喜んでくれたそうです。
それを聞いて林先生は、
「これだけで自分の書きたくない本を書いて良かったな」と思えたそうです。
それから編集者の方に、
「書きたい本を書いてください」と言われ、
林先生が書きたくて書いた本が、
「すし、うなぎ、てんぷら」というタイトルの本。
全く売れずに唯一重版にならなかった本だそうです。
(^ – ^
林先生は、
「売れなかったけど書きたいものが書けたからいいという考えもあるでしょう。」
でも、林先生は、
「本当に苦くて、全然売れない自分の本を見てこんな屈辱味わうんだったら書きたくない本の方がうんとマシだったな。」と思ったそうです。
生徒さんの、
「でも、(書きたい本を)リベンジしたいとかは思わないんですか?」との問いに、
「自分が書きたいものを書いて迷惑をかけた事は消えないから、
プロだから1回迷惑かけたらもう失格だよ。」と。
生徒さんの一人が最後に、
「やりたい事が偶然と言ってくれて「できること」が必然だと、
だったら、できるものを見てみようかなという気になりました。」と。
林先生、
「番組が頼んだようなコメントありがとうございました。」と。
コロナ禍の今を生きる若者たちへ魂のメッセージ!
新型コロナウイルスの影響で内定を取り消されたり働きたくても働けない若い人たちへ、
林先生が伝えたいメッセージです。
「過去に例がないことが起きていて色んな企業が対応できないのも責めきれないとなった時に、
色んな情報やネットワークを頑張って手に入れてほしいんですよ
その中に必ず自分を助けてくれる情報や人々がいると思いますから、
諦めないで自分を救ってくれるものと繋がる努力をしていただきたい。
そしてもう一つ、50過ぎた人間から言わせてもらうと、
確かに大変な状況ですけど、まだ若いんですよ。
若いから耐えられることもあって20年30年経った時、
「あの1,2年ほんとにきつかった」、
でも、
「コロナを乗り越えたから今がある」と言える可能性が非常に高いと思ってますから、
将来の財産になると思って歯を食いしばってなんとか乗り越えていただきたいと思っております。」
いかがだったでしょう。
「やりたい事」より「できる事」を選ぶ理由
林先生の仕事に対しての奥深いプロ意識を感じました。
多くの他者が認めてくれる「できる事」の価値は高いものだと思います。
誰もが「やりたい事でできること」を一番良いと思いますが、
今、求められた「必然」に感謝して精一杯行うことが大切なのですね。