こんにちは、yojipapa です。
今回は、よじごじDays の「いま知って得するお金の制度」で年金の繰り上げ受給と繰り下げ受給について紹介していた内容をお伝えします。
番組内容
よじごじDays『いま知って得するお金の制度』
意外に知らない年金のお得な制度を紹介しています。
出演者
【MC】
石塚英彦 松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)
【ゲスト】
櫻井淳子
【専門家】
風呂内亜矢(ファイナンシャルプランナー)
年金繰り上げ受給と繰り下げ受給 どっちがお得 ? メリット・デメリット比較 ! ~ 得する年金術 ! 年金のお得な制度を紹介 ! ~【よじごじDays】
年金の繰り上げ受給とは、
年金は通常65歳から受け取ることができますが、申請することで最速で60歳から受給することができます。
それが、繰り上げ受給です。
繰り上げ受給のメリット
お金が早く入ることで生活が安定します。
繰り上げ受給は通常の受給開始よりも最速で5年早く受け取ることができるので、まだ体が動けるうちに旅行などの費用や欲しいものの購入費にあてることができますね。
先はわからないから今もらえるならもらおう!っという考えも有りですよね。
繰り上げ受給のデメリット
1か月単位で受給を早めることはできますが、1か月繰り上げるごとに、0.5% 減額になります。
1年だと、0.5×12=6%
5年繰り上げだと、6%×5=30% になります。
ですので、65歳から受給すると78万円(一月、65000円)なのが、
30%を減額されて年額で、55万円(一月、約45800円) となります。
ただ、年金総支給額で65歳から受給する場合で比べてみると、
60歳受給と65歳受給での年金総支給額の比較
76歳8か月までは、60歳から繰り上げ受給をした方が総支給額が高いです。
60代はもちろん、75歳くらいまでに豊かさを求めたい人には早めの受給が良いかもしれません。
続いては繰り下げ受給についてです。
年金の繰り下げ受給とは、
年金は通常65歳から受け取ることができますが、申請することで最速で70歳まで受給開始を伸ばすことができます。
それが、繰り下げ受給です。
繰り下げ受給のメリット
年金を遅らせて受給することにより1年間で受給できる額が増えます。
繰り上げ受給とは逆で受給を先延ばしすることで1か月単位で受給を遅らせると、1か月繰り下げるごとに、0.7% 増額になります。
繰り上げ受給は、0.5%の減額でしたが、繰り下げ受給は、0.7%の増額になります。
1年だと、0.7×12=8.4%
5年繰り上げだと、8.4%×5=42% になります。
ですので、65歳から受給すると78万円(一月、65000円)なのが、
40%を増額されて年額で、110万円(一月、約91600円) となります。
繰り上げ受給した場合と2倍の金額の差があります。
65歳受給と70歳受給での年金総支給額の比較
81歳11か月で、65歳から受給をした場合より総支給額が多くなります。
仕事をしているなど70歳までは生活に余裕がある人には良いのかもしれません。
将来の年金(標準ケース)
2047年(28年後)には、現役世代の50%しか年金が受け取れない試算が出ているようです。
いかがだったでしょう。
年金の繰り上げ受給と繰り下げ受給の比較の説明でした。
正直、繰り上げ、繰り下げどちらを選ぶか難しいですよね。
双方メリットはありますが、結局は間の65歳が良いでしょうか。
81歳11か月までは生きる自信がないですからね・・・。
(#^ . ^#
ちなみに現在では大部分の方は、65歳で受給されているそうです。
繰り上げ、繰り下げだけで比較すると若干、繰り上げ受給をされている方が多いそうです。
お金に余裕があっても76歳8か月までは額が多いので、60歳から受給するのも有りですね。