こんにちは、yojipapa です。
今回は、高血圧の薬の選び方やその効果について紹介されていた、NHKチョイス@病気になったとき「高血圧と言われたら~薬の疑問に答えます~」の内容をお伝えします。
番組内容
チョイス@病気になったとき「高血圧と言われたら~薬の疑問に答えます~」
高血圧の薬は直接血管を広げるものや血液の量を減らして血圧を下げるものなどさまざま。
高血圧の薬の選び方や注意点などを詳しく解説しています。
出演者
【司会】
八嶋智人、大和田美帆
【講師】
帝京大学医療技術学科学科長…河野雄平
【リポーター】
吉田真人
【語り】
佐藤真由美、江越彬紀
命を守る高血圧の薬を徹底解説 ! [薬の効果・薬の選び方・薬の注意点] ~高血圧が起こす危険な病気と予防法~【チョイス@病気になったとき】
高血圧って、いったいどのくらいから高血圧なの?
っと、誰もが思う疑問ですが、最近に降圧目標が改定されて、上が130、下が80に下がりました。(75歳以上の場合の降圧目標は、上が140、下が90のままです。)
上も下も、10mmHg 下がったってことですね。
講師は、東邦大学医療センター大森病院助教…佐々木陽典さんです。
わたしもそうですが、薬を飲むことに抵抗がある人の方が多いと思います。
血圧は、運動、減塩などの生活習慣の改善で下がることが多いのですが、それでも下がらない場合は薬の服用になるそうです。
そして、血圧を下げる薬として一般的な降圧薬の目的は、
動脈硬化の予防
脳・心臓・腎臓などを守る
と、命の危険性から守る目的があります。
高血圧がまねく病気
高血圧は血管に負担がかかることが大きな問題とされています。
血管が、やぶれる・かたくなる・詰まる どれもよくないですね・・・
また、脳に梗塞ができると脳血管性認知症にもなりやすくなるそうです。
アルツハイマー型認知症も中年期の高血圧が高齢になってから発症しやすくなることがわかってきたそうです。
高血圧の薬の使い方
まず、血圧を上げる要因は2つあり、図左は、過剰なホルモンなどにより血管が収縮しているタイプ血管収縮型と図右塩分や水分のとり過ぎによって血液量が増加するタイプの血液増加型があります。
【血管収縮型】カルシウム拮抗薬・ARB・ACE阻害薬
【血液増加型】利尿薬(減塩と同じ効果がある)
降圧剤は、薬を組み合わせたほうが効果が大きく副作用が少ないそうです。
注意
これは結構知られていることですが、カルシウム拮抗薬を飲んでいるときはグレープフルーツを食べたりグレープフルーツジュースを飲むと、カルシウム拮抗薬が体から分解されにくくなり、薬が効きすぎることがあるので避けることが必要とのことです。
高血圧の薬は一生のみ続けないといけない?
薬を飲む前も飲み始めた後も絶対に気になりますが、血圧が改善してもそれが、薬だけの効果なら薬を飲み続けることが必要です。
生活習慣の改善が絶対条件のようです。
そりゃ、そうですよね。
(#^ ^#
絶対に医師と相談して決めることと、例え薬を止めた後も定期的に受診が必要とのことです。
高血圧はこれらの病気が原因でなる場合があります。
原発性アルドステロン症
睡眠時無呼吸症候群
クッシング症候群
褐色細胞腫
腎血管性高血圧
降圧剤の副作用は?
薬は大なり小なり副作用があります。
薬の種類や量を変更した時に体調に変化があった場合は血圧を測ってすぐに医師に相談することが必要とのことです。
降圧剤の副作用は小さいので、薬を飲まないことの方が危険性が高いそうです。
降圧剤の分量は?
血圧は、冬に高く、夏に低くなり、5~10くらい高低差があるそうです。
そうすると、冬に合わせた薬の分量でも夏だと効きすぎてしまうこともあるので、毎日、血圧を測り記録しておくことが必要とのことです。
病院で測るだけだと、たまたまその数値になったということがあるそうです。
最後に ~河野雄平氏による高血圧の薬アドバイス~
・高血圧の薬は心臓や血管を守って健康寿命を延ばす薬です。
・薬が必要と医師から判断された場合は必ず服用しましょう。
・薬と合わせて生活習慣の改善も行う。
いかがだったでしょう。
正しい生活習慣で過ごしていたら高血圧にならなくて済むのでしょう。
でも、わたしもそうですが美味しいものを食べて、できれば運動もしたくない!
って方も多いのではないでしょうか?
(#^.^#
でも、健康のありがたみって、
病気になってから知るのでは遅いですからね。
継続できるの自分のルールをつくって運動や食事制限をすると良いと思います。
高血圧は色々な病気につながりやすいので、もし健康診断などで降圧目標の上が130以上、下が80以上であれば、まずは医師に相談して栄養指導なども受けたほうが良さそうですね。
とにかく、病気は予防が大事です!
症状がでたら病院!
健康な状態はとても幸せなことですからね。
ふつうに暮らせていることはとても特別です。
自分の周りにとっても大切な体ですので大事にしましょう!