憲真(Kenshin)の作品づくり
作品のテーマはまだ決まっていなく作りながら考えるそうです。
いきなり、キャンパスにコップに入った絵の具をかけていきます。
そして、ティッシュで少し水分を拭き取りにじみをつくります。
キャンパスを傾けるなどして、水の自然な流れを利用して計算ではできない独特なデザインや色を生み出します。
そして緑や黄色、赤と色を重ねていきます。
丸1日、乾かして下地の完成です。
そして、数日後、
下地に般若の絵が描かれています。
次は、この般若の絵に色をつけていきます。
色の塗り方が独特のこだわりがあり、
絵の具をたっぷりとつけて、更に凹凸をつけて光の具合で輝く絵にするそうです。
ちなみに絵の道具は全くこだわっていなく、
100均で買った筆だったりと、どこでも買える物で描いています。
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道具も大事ですが、やっぱりアートは作品なのですね。
憲真さん曰く、「みんなが手にできる道具でスゴい事やった方が、、、なんかすごくない?」
と。
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では、完成品の披露です。
般若の力強さが浮き出ているようですね。
般若心経に出てくる言葉、色即是空と書かれています。
憲真さんの字を書くこだわりは、右利きの憲真さんですが、左手で書いているそうです。
右手ではキレイに書けるけど、左手だとその時にしか出せない文字のタッチが出せるからだそうです。
ここで、バナナマンのいつものくだりが始まり、日村さんの名前を書いてまらうことになりました。
ちなみに、憲真さんが描く書は、
500万以上の作品しか書きません。
そして、生涯100作品しか描かないと決めており、
作品には全てこのハンコが押されています。
憲真さんが「日村」を書きます。
力強い、かっこいい書ができました。
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ハンコを押した瞬間に500万決定です。
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日村さん、どうするのでしょう。
さすがに自分の名前で、500万はキツイですよね。
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後で、売るにも売れないし。
と、わかると憲真さんは、
作品を折ってしまいます。
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1作品1億円のアートの世界いかがだったでしょう。
35歳で思いきってロンドンに行った憲真さんの行動力はスゴいです。
思い立ったが吉日ですね。
日本人が書く”書”が世界で評価されると日本人として嬉しい気がします。