心不全の検査とは
・心電図の検査・・・心臓の状態を調べる検査です。(心筋梗塞や不整脈・心肥大など)
・胸部レントゲン検査・・・水が溜まっていないかを調べます。
・BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)・・・心臓に長時間負担がかかると分泌されるホルモンをはかる血液検査
BNP正常値=18.4pg/ml以下
*心不全だと、100や1000を超える数値の人もいるそうです。
・心臓超音波(心エコー)・・・心不全のもととなっている心臓の動きを細かく調べる。
・MRI、CT、カテーテル・・・必要に応じてもっと細かい検査が必要な場合に行う。
心不全の治療法とは
1、酸素吸入
弱った心筋に酸素を送ることをいう。入院して数日から1週間くらいで治す。
2、薬
症状により心不全の薬はことなるようです。薬で治療することで悪化したり死亡したりするリスクが軽減されるそうです。
基本的には、薬は減ることはありますが、心不全は繰り返すことが多いので薬の服用をなくすことはできないそうです。
心不全はどうやって繰り返すのか?
発症の地点が急性心不全という状態です。
根本的に治す治療はないので、発症以降、慢性心不全という状態となります。
悪化を繰り返す原因は
1、高血圧・・・心臓が十分に広がらない(水分、塩分(1日6g)をとりすぎない)
2、薬をきちんとのまない・・・医師の指示通りに服用せずに繰り返してしまう。
心不全を悪化させないポイントは
体重を毎日測る・・・水分量を測るため(1週間に数kg増えたら注意)
*スポーツドリンクは塩分量が多いので注意が必要
こう見ると、心不全の予備群の時に、きちんとした生活習慣をしておくことがいいですね。
では、どうやったら予防できるのでしょうか?
心不全の予防法は
生活習慣の改善と現在患っている病気の治療が必要で、心不全の自覚症状がでたらすぐに医療機関に受診することだそうです。
最後に ~樫田光夫氏による心不全治療のアドバイス~
・症状が出たらすぐに医療機関へ行く
・薬の服用、塩分、水分の制限を守る
いかがだったでしょう。
心不全は誰にでも起こりうる状態なのがわかりました。
記事の冒頭にも書きましたが、突然の死=死因は心不全によることが多いです。
大杉漣さんも急性心不全で突然に亡くなりました。
何の準備もなく、突然は・・・ さみしすぎますよね。
体重増加や高血圧などの予防はしていきたいですが、もし心不全の状態となったら、医師の指示どおりにすることが何より延命につながることですね。
とにかく、予防!
症状がでたら病院!
心不全状態と診断されたら医師の指示通りに治療に挑む!
健康な状態はとても幸せなことですからね。
自分の周りにとっても大切な体、大事にしましょう!