こんにちは、yojipapa です。
不眠に悩む方は私の周りにもいて、そんな悩みをよく聞きます。
私も悩みが深いときは、朝まで全く寝つけない時があります。
いったいどうしたらよく眠れるのでしょう・・?
番組内容
日本人の3分の1が不眠症状に悩んでいるという。
改善のための一つの方法は、布団に入った瞬間、眠った時間、目が覚めた回数、起きた時間などを記録して自分の睡眠パターンを知ること。
それを分析すると不眠の原因が浮かびあがってくる。
睡眠薬を使うときの注意も含めて不眠症治療のチョイスを紹介しています。
出演者
【司会】
八嶋智人、大和田美帆
【講師】
秋田大学大学院教授 三島和夫
【リポーター】
出田奈々
【語り】
佐藤真由美、江越彬紀
不眠症の原因と症状とは?不眠症を起こす病気と薬の対策・治療法 ~ 長引かせない不眠症治療の新常識 ~【チョイス@病気になったとき】
まず、不眠に悩む日本人は、35%いて その10%の方は不眠症と診断されるそうです。
その中で3分の1の3%しか治療をされていないとのこと。
そして、不眠を引き起こす原因は、
・うつ病・むずむず脚症候群・睡眠時無呼吸症候群・睡眠リズム障害・周期性四肢運動障害・かゆみ・痛み。薬の副作用・夜間の頻尿などがあります
では、日本人はどのくらい不眠に悩まされているのでしょう?
この表を見ると、100人に3人が不眠症での治療を受けていることになります。
意外と治療せずにいるのですね。
専門医の秋田大学大学院教授 三島和夫さんはこう言います。
几帳面な方や真面目、完璧主義の人は眠れないことにに注意が向いてますます目がさえて、悪循環になることが多いと。
不眠症になる引き金は時差ボケなどさまざまですが、とにかく眠れないことに集中しすぎるために不眠が続く。
多くの人は、悩みなどで眠れない日が続いても1、2週間だそうです。
しかし、神経質だったりこだわりのある方は不眠に意識がいきすぎるために、数か月もその症状が続きことがあるそうです。
その場合は、慢性不眠症の症状なので医療が必要になるそうです。
不眠症が引き起こす病気としては、
・うつ病・生活習慣病(高血圧・糖尿病など)・心筋梗塞・認知症
に、数年で2、3倍のリスクが高まるそうです。
病は他の病も引き寄せるのですね。怖いですね。
そして、実は不眠症は不眠につながる他の病気を消去方で除外して最後に不眠症を診断されるものだそうです。
そもそも睡眠障害は80種類くらいあるそうです。
すごい数ですね。
睡眠状態を把握する検査として、終夜睡眠ポリグラフ検査という検査方法があるのですが、診断には具体的な数値の基準なないので、一番に本人の自覚症状が重要視されます。
こう聞くと、だったら検査しなくてもいいのになって思ってしまう人もいるでしょうね。
でも、数値で寝ていることがわかった場合に、不眠から抜け出せる人もいると思います。
不眠に悩まれている方は、一度専門医に相談して検査を受けることもよくなるきっかけの一つだと思います。
気になる費用ですが、終夜睡眠ポリグラフ検査は病院に一泊して検査するのですが、3、4万円くらいの自己負担だそうです。
こちらは、各年代の標準的睡眠時間のグラフです。
やはり、年をとるにつれて睡眠時間は減っていくのですね。
睡眠薬には主に3種類あり、不眠の症状によって使い分けるそうです。
・睡眠中枢を大きくする GABA受容体作動薬
・覚醒中枢を抑える オレキシン受容体拮抗薬
・体内時計を合わせる メラトニン受容体作動薬
ですので効果を高めるためには、基本的には1剤(種類)で処方され、多くても2剤で処方されるそうです。
市販の睡眠補助剤とは
抗アレルギー薬の眠くなる作用を利用したものであって、医師が処方する睡眠薬とは違い不眠症の治療には使わないそうです。
また、注意書きにも「不眠症と診断された方は使わないでください」と書いてあるそうです。
こちらの睡眠表は布団に入った瞬間、眠った時間、目が覚めた回数、起きた時間を記録する表です。
すると、日によって睡眠のパターンが違うことがわかってきます。
睡眠表の効果は自分の睡眠を客観視して睡眠効率を高められるそうです。
では、睡眠効率とは、
ベッドにいる時間に比べて睡眠時間が少ないと睡眠の質が下がるという計算式です。
これが85%程度ですと、高い睡眠の質だそうです。
ちなみにベッドに入って5分もたたずに寝れている人はただの睡眠不足だそうです。(^^
一般的には、10分~15分くらいは睡眠までに時間がかかるそうです。
そして、私もよくやるのですが眠くないけどベッドに入っていつか寝れるだろうと・・ただ横になっていることは、不眠症の治療の教科書ではやってはいけないことの1番目だそうです
不眠症とは、
不眠症=眠れないことを苦にする病気
と言われているそうです。
不眠は眠れないという不安を和らげることが睡眠がよくなる方法だそうです。
そして、
睡眠薬を使うのに抵抗がある人は、
今は安全性の高い薬が出てきているので、医師が処方する睡眠薬は、
適切な睡眠薬を適正に使う→症状が改善すれば減薬する
最後に ~三島和夫氏による不眠症のアドバイス~
・まずは、長引かせないことが大事(こじらす前に対処が必要)
・不眠が3か月以上続いた場合はためらわずに睡眠の専門医へ相談
いかがだったでしょう。
不眠は生活の中でよく聞く言葉です。
「なんか最近、寝つけなくてさぁ~」なんて、だれでも周りから聞いているのではないでしょうか?
まずは、不眠が長く続くようでしたら自己判断せずに、不眠の原因をつかむために睡眠表などを使いながら、医師に相談することがいいでしょう。
私も不眠に悩まされた時は、過敏に考えずに寝る時間を変えてみたりと環境で工夫してみたいと思います。
先生も言っていましたが、脳は本能的に寝る機能はついているので後は気持ちや寝る時間・環境によって睡眠はよくなるそうです。
私たちにとって寝る時間は多い人で1日の3分の1にもなる大切な時間を苦痛な時間に変えないためにも、生活スタイルや環境を良くして良質な睡眠で健康な体を維持していきたいです。