教えて!マーシー先生2限目
マーシーは日本ダルクで依存症と向き合うきっかけとなったのですが、そこでのミーティングでこのように話しています。
「僕は若いころにシンナーを吸ってたけど、時が来たらやめられたんで覚せい剤も同じようにやめられると強く思ってた。」
「でも、全然やめられなかった」
「犯罪だって分かっていたけど、こんなにやめられない病気にかかるとは思っていなかった」
日本ダルクでは本音を話し、仲間たちの話の中で自分が依存症になった原因を見つけていくそうです。
日本ダルクをつくった近藤恒夫さん(薬物をやめて39年)は自身が薬物をやめるためにこう思ったそうです。
「やめられないんだったら、どうしたらいいんだろうって考えたときに、やめたい仲間を増やしていく、それしかない。」
34年前につくられたダルクの設立当初からの合言葉は、
「just for Today」
今日1日だけを薬物を使わないという言葉だそうです。
そして、近藤恒夫さんは薬物依存症と付き合うには、
「今を大事に生きることをやっていかないとダメなんだ」
「間違いを正す人も必要だけども」
「特に依存症の場合は間違いに寄り添っていく人も時には必要」
と話します。
そして、依存症とは戦わずに、
「先のことを考えずに今日一日だけをクスリなしの人生をやろう!」
と、
マーシーもそれを毎日繰り返すだけ!と考えているそうです。
依存症とは戦わなくていいと言ってもらえたら、ずいぶん楽になるのかもしれませんね。
マーシー本音の記者会見
マーシーが事件を起こした時の記者会見は、もちろん謝罪だけしか言えずに本音は言えませんでした。
ですが、もし本音を言ったら、こうなります。
あの時の記者会見のやり直し。
マーシーの本音の記者会見全文です。
「あのぉ、皆さんもご存じのとおり再三にわたって薬をやめるって言ってきてまたこのような会見になっているわけですから」
「絶対に使わないってことは、お約束できないんですよ」
「でもですね、今日一日だけやめる努力を怠らないってことは皆さんにお約束したいと思います。」
「いつになるかわかりませんけど、自分の行動とかで示していきたいと思っています。」
「それで納得してください。」
最近の芸能人の薬物使用についてのメディアの報道について
最近の芸能人の薬物使用についてのメディアの報道について近藤恒夫さんは、こう言います。
「最近、有名人の人たちは懲らしめに出されている、ああいうのはやめた方がいい。」
「そんな時間〈懲らしめる時間〉があるんだったら、ちゃんと治療を進められるようにあったかい社会になっていかないとダメだなぁ」
最後にマーシーから一言
「こうして取り上げてくれて理解を深めようと人たちがいたりすることが自分の励みにもなるし、何よりもこういう活動が自分の回復に役立つので率直に嬉しいです。」
と、最後に素晴らしい言葉をマーシーから聞きました。
が、
カンペが・・・
マーシーを追い込んだギャグハラスメント
(^-^
マーシーがんばります。
「では、ぼくのこの言葉でみなさんとさよならしたいと思うんですけど」
「ダルクにつながって生活している中で、途中で買い物に行ったりなんかします。」
「そして、帰ったときに先輩のスタッフが」
「マーシーおかえりなさい!って」
「その おかえりなさい という言葉が」
笑笑笑
大爆笑でしめてくれました。
さすが、マーシー!
いかがだったでしょう。
マーシー先生、ろれつは少し回っていなくて手も若干ふるえているところもありましたが、昔といっしょでおもしろかったです。
もっとテレビで見たいなぁと思いました。
でも、また辛くなってしまうと困ると思うのでそっと応援したいと思います。
今までわたしも、芸能人が何度も薬物で逮捕されているのを見て
「ダメだなぁ」
「恩しらずだなぁ」
とか、冷たい目で見ていましたが、
最初の一歩目をのぞいては、
薬物を止められない理由がわかりました。
一人では到底やめられるものではなさそうですね。
リハビリ施設、ダルクの重要さも知ることができました。
薬物はやめることはできない。とめることが精いっぱいであること。
刑務所に貼ってあったポスターのように
(^ – ^
「ダメ。ゼッタイ。」
最初の一歩が地獄の入り口ですね。
”今日一日だけやめる努力を怠らない”
1日1日、続けていってほしいです。
「just for Today」
田代まさしさん応援しています!